2月16日、産総研臨海副都心センターにおいて主催 国立研究開発法人産業技術総合研究所 臨海副都心センター/地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター/アジアスタートアップオフィスMONO 後援 江東区により「第11回 臨海地区産学官連携フォーラム」が開催されました。
臨海地区において、企業、大学、公的研究機関等が結集して、研究や事業の紹介・議論する場を提供し、各組織間の連携を促進することでお互いの活動の一層の活性化を図ることにより、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた臨海発の新たなオープンイノベーションの創出を目指し、「臨海地区産学官連携フォーラム」を開催しています。
「生活・社会に役立つIoT・AI」
第一部は、講演2件、5分間プレゼンテション3件、ポスター発表11件の内容で、
「生活・社会に役立つIoT・AI」のテーマで発表と意見交換が行われました。
開会に当たって、幹事主催機関である産総研臨海副都心センターの宇都所長からご挨拶がありました。
講演1
産総研人工知能研究センターの北村主任研究員から、「生活機能レジリエント社会のためのIoTセンサと人工知能を活用したプリシジョン・ケア」のご講演がありました。
乳幼児から高齢者に至るまで、生活機能の変化に適応する社会を目指して、実生活につながるリビングラボ等による研究を紹介していただきました。
講演2
産業技術大学院大学の瀬戸教授から、「AI・IoT・ビッグデータ時代のセキュリティとプライバシー」のご講演がありました。
ハッキングによるセキュリティ事故事例の紹介とともに、AIを用いたデータ処理によるプライバシーの侵害、AIを用いたセキュリティ防御・攻撃ツールの課題等について解説して頂きました。
5分間プレゼンテーション1
MONOの入居企業であるブローダービズ株式会社の林代表取締役から、「IoT・AIを生かすダッシュボードサービス」のご紹介がありました。高機能IoTカメラと映像解析技術を用いて、様々な生活・産業現場でのAIに貢献する、ダッシュボードの設計例について紹介していただきました。
5分間プレゼンテーション2
MONOが協力している京セラコミュニケーションシステム株式会社の日比氏から、
「低消費電力IoT Sigfoxネットワーク」のご紹介がありました。同社は、フランスで生まれたSigfoxの日本での事業展開を行っており、各機関の協力のもとで臨海地域でのIoT関連実証実験につながることが期待されます。
5分間プレゼンテーション3
産総研人工知能研究センターの人工知能技術コンソーシアム副会長である株式会社東急エージェンシーの豊田氏から、
「産総研人工知能技術コンソーシアム~AIツールの活用と実践のための共創アプローチ~」のご紹介がありました。
同コンソーシアムのワーキンググループの最近の活動について、紹介していただきました。
口頭発表の後で、上記5件に加えて、以下の6件を含めたポスター発表が行われました。
- 「人の能力を拡張する説明できるAI – データと構造化知識を対話的に学習 – 」:産総研 人工知能研究センターサービスインテリジェンス研究チーム 西村チーム長
- 「都産技研の紹介」:都産技研 交流連携室 中川氏
- 「IoT化支援事業の紹介」:都産技研 IoT開発セクター 大原氏
- 「施設園芸向け無線統合環境制御システムの開発」:都産技研 IoT開発セクター 仲村氏
- 「スマートスピーカーによる日本酒の紹介」:株式会社フロントポイント 代表取締役 唎酒師 梶田氏
- 「AIと3Dデータ・設計」:3Dワークス株式会社 最高技術責任者 三谷氏
第一部の終わりに、都産技研の長谷川理事から閉会のご挨拶をいただきました。
第二部では、会費制で出席者の交流会を行いました。
開会に当たって、産総研臨海副都心センターの湯本所長代理からご挨拶がありました。
立食パーティ形式で、和やかに、また活発に意見交換が行われました。
初めての試みとして、MONO入居企業である株式会社フロントポイントの梶田代表取締役に、
「Googleアシスタントによる日本酒の紹介」のイベントをお願いしました。梶田氏は、唎酒師の資格を持っておられます。
都合により、Googleアシスタントは欠席となりましたが、入手が難しい銘酒の試飲会が行なわれ、交流会を盛り上げるイベントとなりました。
中締めとして、都産技研の鈴木理事からご挨拶をいただきました。
このフォーラムが、臨海地区の研究機関・支援機関そしてご参加いただきました各企業の方々の、
ネットワークの形成と強化、その結果として新たなイノベーションの創出につながることが期待されます。


